アメリカ生活 乳幼児連れ 飛行機移動 <搭乗編>

更新が2年も空いてしまいましたが、過去の生活を振り返りながら

アメリカ生活について再び更新していこうと思います。

 

今日は乳幼児を連れての飛行移動について。

赴任当時、1歳10か月と4歳の娘を連れて母子3人で

成田→シカゴ便に乗りました。約11時間半のフライト。

その後も2,3度一時帰国をしたので、アメリカ国内乗り換え経験や

失敗談を踏まえながらお伝えします。

 

母子フライトのミッション

生きて到着する。これに尽きます。

母親一人で乳幼児を連れて飛行機に乗る、その最大の難関は

機内でのギャン泣き、ぐずり。そして到着後の入国審査。

目的地に到着するまでがゴール。

 

準備

購入品

おもちゃ:折り紙、粘土、パズル

お菓子:棒つき飴、ラムネ、スナック菓子

備品:ワイヤレスヘッドホン、クリップフック、ビニール袋(ごみ用、嘔吐用)

 

おもちゃ

100均などで購入しましたが、さすが日本のお土産店

成田の出発ロビーに、上記だいたい売ってます。

子供が集中して遊べる気の利いたおもちゃが売っているのです。

 

Bluetoothのヘッドホン

Deltaに乗る際、専用のヘッドホンを

配られますが、機内WifiでGogoEntertainmentのアプリをダウンロードすれば

手元のスマホタブレットで機内コンテンツ(映画など)が楽しめます。

子供にはワイヤレスイヤホンを用意すると便利です。

 

ビニール袋 嘔吐用

飛行機の座席ポケットに嘔吐用の袋が入っていますが

到着後の移動時に嘔吐する幼児がよくいるので

いつでも引っ張り出せるよう、常にポケットに入っています。

 

クリップフック

座席ポケットを衛生面で使いたくないという理由で

座席回りを整理する必須アイテムです。ここにゴミ用のビニール袋や

出し入れが簡単な小さいトートバッグを引っかけてます。

 

 

フライト当日

搭乗前、長時間のフライトに乗せるため、時間の許す限り

子供たちの体力を発散させておくことに。飛行機の中では

映画三昧になるので、食事とトイレを済ませて

空港での待ち時間は散歩をするとよいです。

 

待っている新しい生活、国際線フライトと、非日常感満載で母も子も

テンションが上がります。いいんです、いいんです。

いい感じで疲れちゃってください。

 

子供を両脇に母親が真ん中に座り、

交互に世話をしながら過ごします。

子供番組視聴と食事のサポートに明け暮れてください。

 

ここで一番大事なことを言います。

搭乗から2,3時間後、食事が済み、映画にも飽きたところで

母子共に眠れるかが、旅の勝敗を左右します。

3,4歳以下なら狭い空間に何時間もいたら不快感を持ちます。

ギャン泣きの対応に備えましょう。その時は来ると思っていた方が楽です。

他の乗客もわかっています、不快感を露にする人もいるでしょうが

この状況に向き合うしかないです。

子供も疲れているから泣いても小一時間。

ここを乗り切るには、母親が疲れていないこと。

少しでも早く泣き止み、静かな時間が訪れることを願って。

 

心構え

長時間フライトで母親は体力と精神状態をベストな状態にして挑むこと。

何を想定して、何を準備するか。

いくら準備しても障害は降りかかってきます。

生きて到着すれば、すべて成功。

あとは実行するのみです。

 

入国審査編につづきます。